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生活を、健康を取戻し、本来の自分を取り戻すために。
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入院生活の中で一番厳しかったのが食事です。

救急医療センターへ運ばれたのが腹部の病気ということで治療にあたっても食事の制限が厳しかったのです。毎日が点滴の連続でした。
腸の具合を診るために一滴も水を取ることができず全てを点滴でまかなっていたのですから。

このときほど食事のありがたさを思い知ったことはありませんでした。
入院中も食事の事で頭がいっぱいになることがしばしば。

このときの楽しみといったら「退院したらまず何を食べようか」でしたから。

お寿司、うな重、てんぷら、まあ、このくらいしか自分には思い浮かびませんでした。
それにしても食べ物の大事さを思い知った一時期です。

人間って水分を取らなくても死なないんですね。点滴の偉大さも痛感したものです。

病院では焦りが出てきていました。

食事をいつになったら取れるかそんなことばかりをいつも看護士さんに聞いていました。
そうでないと退院まで話がたどり着くことができませんから。

やっとのおもいで食事にありつけることができます。
しかし、それは食事にはまだ程遠いものでした。一日一日、おかゆがだんだん食事らしくなってくるのが楽しみな日が続きます。

この時期になると心配だったことがあります。
それは四月になって定例の人事異動です。病院の外ではそれは自然に訪れていることなのですから。

そしてやはりそれは自分の事となって訪れました。

病院での人事異動の連絡です。

営業店勤務から本部事務への異動。思ってはいたことですがちょっと、寂しかったかな。

でも、今はそんなことを言っていられません。何よりも前の自分に戻ることが先決だったのですから。

食事も通常食に近くなってそれと同時に退院も近づいてきました。そして

いよいよ、退院。救急医療センターのスタッフの皆さん、ほんとにお世話になりました。

こちらでお世話になった先生の事は再度、この回想記の中で、お目にかかリます。

これから本格的メンタル部分での本格な治療が自宅で始まることになります。

そしてこの中で家族のふれあいを実感するのです。

続く......。


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