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生活を、健康を取戻し、本来の自分を取り戻すために。
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「うつと戦う」
・・・うつからの復帰・・・・
「妻と家族そして自分を見守ってくれた方々への感謝」
これは自分が体験した「うつ」から獲得した周囲の方の愛情を記した回想です

昭和60年10月
それは突然襲ってきた。今会社の食堂で昼食をとっている。もう3時半を過ぎている。ほんとに今日も忙しい一日だ、電話はひっきりなしにかかってくる。

やっと午前中のお客との面談が終わった。食事をする時間がもったいないくらいに忙しい一日が通り過ぎていく。
最近は食堂でみんなと会話しながらするのもちょっとご無沙汰だ。なんだかかえってそれが煩わしいくらいに忙しい一日が続いているのだ。
しかし不思議なことにそれが仕事をしているという充実感となって自分を納得させてくれているのもおかしな話だから困ったものものなのです。
毎日毎日がこのように過ぎていくことが今の自分にはそれが自然になってしまったのだから仕方が無い。食事を早々と切り上げて営業室に入る。そこにはもう既に書類が山となっているのだから。
この仕事を早くこなさなくてはといった雰囲気に押しつぶされるような気配。
一日が終わる時間、l今日の仕事をやり遂げた充足感、今、自分は一生懸命に仕事に没頭できているのだ。
家に帰れば妻と2歳になる愛娘が待っている。娘も自分を待っていてくれている。このごろは自分の帰りを待っているおかげで昼と夜がすっかり逆転してしまっている様子に戸惑いを感じる。家に帰って早々と夕飯を口にする。
早11時。唯一のゆっくりとできる時間。仕事をこなした結果の帰宅、待っていてくれる家族。至福の時間。
しかし、この至福のひとときも長くは続かなかった。

 

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